スケートボードには、楽しく・トラブルなく遊ぶためにも大切な、いくつかのマナーが存在します。今回はそんな、スケートボードで知っておくべき最低限の3つマナーについて、分かりやすく解説してゆきます。
▼この記事はこんな方向け
- スケートボード初心者
- スケートボードのマナーについて詳しく知りたい
- 子供にスケートボードを遊ばせようと思っている
筆者紹介:生活のかたわら、15年以上にわたりスケートボードを継続しています。多くの方にスケートボードを手にとり、魅力を感じて欲しいと思っています。
スケートボードのマナー3つを紹介する
それではスケートボードのマナーについて、順番にお伝えさせていただきますね。
マナー①:スケーター同士であいさつしよう!!

スケートパークや公園に行ったら、一緒に滑るスケーター同士で“あいさつ”しましょう!
スケートボードが出来るほとんどの場所では、集まってきたスケーターが、限られた空間を共有しながら、お互いに近い距離感で滑走することになります。
▼スケボーができる場所
- 公共のスケートパーク
- 室内スケートパーク・スケートランプ
- 公園の一角など、スケボーが出来る場所
このためにも上記のような場所では、お互い初対面だけど一緒にスケボーをする、なんて状況が日常的に起こるわけです。とりわけ閉鎖的で、ちょっと特殊な空間でもあると思います。
実際にスケーター間でも気軽に行われていますし、限られた空間をお互い大切にするという意味でも、重視されています。反対にあいさつがないまま滑っていたら、実際ちょっと気まずいですからね…。
とはいえ『いきなり声かけるのはずかしいな ~ 。』なんて方も大勢いると思いますが、そこは無理しないで、自分ができる範囲から実践すればぜんぜんOKです。
あくまでも隣あったりすれ違ったタイミングなどで、自然な感じですれば大丈夫ですよ。スケーターも気さくに返してくれると思います!
同じ空間を共有するスケーター間での『あいさつ』を大切に。それがきっかけで、超楽しい一日が過ごせたり、スケボー仲間ができることもありますよ!
マナー②:他のスケーターの”ライン”はさえぎらない

ここからは少し具体的な話を。スケートボードの重要なマナーのひとつに『他のスケーターのラインをさえぎらないこと』があります。
ラインには例えば、次のようなものがあります。
例)スケートボードのライン
- カーブボックスの前後の進路
- フラット面でトリックを出す前後の進路
- スケートランプやボウルの中
初めの内は良く分からないとも思いますが、スケートパークに行ったら、まわりのスケーターの動きを注意深く観察してみましょう。カーブやフラットの周辺には一定の規則に従ってスケーターが往復する進路が見つかると思います。それが『ライン』となります。
ところで『何でラインを守る必要があるの?』と思う方もいると思いますが、その理由としては以下の通りです。
▼ラインを守る必要性
- ぶつかると危ないし、怪我の原因になるから
- 他のスケーターの滑走の邪魔になるから
単純に危ないうえに、邪魔だからです。すごいスピードで滑走するスケーターの間に割って入ったら、イメージしやすいと思います。
みんなで楽しく滑るためにも、スケーター同士がお互いのラインを尊重し合うことが大切です。このうえでも『他のスケーターのラインをさえぎらないこと』が暗黙のマナーとなります。
マナー③:ラインを使う順番を守ろう

さきほど登場したラインとは、基本的には複数人のスケーターで使うことが多いものです。よって、『スケーター同士で順番を守って滑る』ことも合わせてのマナーになります。
▼スケボーする時に守るべき順番
- カーブボックスを使う順番
- ランプに入る順番
- フラットで滑る順番
スケートボードはアグレッシブな遊びなので、時には熱くなったり、気持ちがはやることも多くあります。「はやくもう一回やりたい…!!」という気持ちもわかりますし、その姿勢を大切にしてほしいとも思います。
しかしスケートパークや公園はその場にいるみんなで共有する場所です。自分以外の、他のスケーターを尊重するという意味でも、あくまでも順番を守って滑ることが大切です。
この上で、お互いに盛り上げてゆけば楽しい時間を過ごせますし、はげまし合って挑戦すれば、結果として良いスケーティングが出来ますよ!
このほかスケボーに大切なこと
今回かんたんな3つのマナーについてお伝えしてゆきましたが、このほか補足事項として大切なことを、引き続きお伝えしてゆきます。
大切なことはお互いをリスペクト(尊重)すること

今回お伝えした「あいさつ・ライン・順番」をマナーとして紹介させて頂きました。
スケートボードは一人で行うものですし、それぞれのスタイルや考え方もまた人それぞれです。
このために同じ場所でスケーティングをしていても、上記マナーをはじめ、時には噛み合わない・上手くゆかないことも沢山あります。そんな時こそ他のスケーティングを尊重する心を大切にして、認めてゆく姿勢がなによりも大切です。
長く続けている人ほど「リスペクト」を重んじる方も多い、スケートボードの上達や成長に欠かせない大切なキーワードです。
楽しく継続するためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。
みんなで楽しくスケボーするためのお願い

現在スケートボードの流行によって、初心者の方もたくさん増えている状況です。
この状況を少しでも良くするには、単純に知ってもらうことです。自分のスケートのため、周りのスケートのためにも、出来るかぎりマナー周知のご協力をお願いします。
▼みんなで楽しくスケボーするために
- 先輩スケーターがやさしく教えてあげる
- 初心者どうしでマナーを共有しあう
- お父さん・お母さんが子供に教えてあげる
子供に怪我なく・楽しくスケートボードにふれて貰うためにもぜひご理解ください。
また、子供がスケボーをするなら『一緒にスケボーを始める(=自分も体験する)』『スケートスクールを利用する(=正しく学ばせる)』ことも合わせて推奨となります。
まとめ:マナーを知って、楽しくスケボーしよう
今回は、スケートボードを楽しく・トラブル無く遊ぶうえでも大切な、スケボー3つのマナーについてお伝えさせて頂きました。
▼この記事のまとめ
- 公園やスケートパークに行ったらあいさつしよう
- 他のスケーターの”ライン”をさえぎらない様に注意しよう
- ラインを使う順番を守って滑ろう
このほかマナー実践においては、お互いのスケーティングを尊重しあう「リスペクト精神」が大切なキーワードであることもお伝えさせて頂きました。
これからスケートボードで遊ぶ際には、ぜひ参考にして頂きたい情報です。このほかスケートボードの関連情報も、あわせてご活用くださいませ。

今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!