
スケボー買おうと思ったけど、サイズの違いが分からなかった。誰かくわしく教えて..汗



子供から大人まで使える『デッキサイズ対応表』を用意しました。この記事を読めば迷わずにスケボーが選べますよ!
スケートボードを始めようと思っていざ通販サイトや店頭でスケボーを見たものの、表記された『サイズ』の違いが分からずに購入をためってしまう。そんな方も多いのではないでしょうか?
筆者紹介:生活のかたわら、15年以上にわたりスケートボードを継続しています。多くの方にスケートボードを手にとり、魅力を感じて欲しいと思っています。
スケボーのサイズの選び方を解説する
それではさっそく、スケボー選びで役立つ「デッキサイズ対応表」や、選び方のポイントについて順番に解説してゆきます。
スケボー『デッキサイズ対応表』
スケボーの「デッキサイズ対応表」については以下のとおりです。
横幅サイズ(インチ) | 年齢 | 身長 | 足 |
---|---|---|---|
8.25インチ~ | – | – | 26cm ~ |
8.0インチ~ | – | 165cm ~ | 25cm ~ |
7.75インチ~ | 16歳以上 | 165cm ~ | 25cm ~ |
7.5~7.75 | 13歳以上 | 150cm ~ | 24cm ~ |
7.25~7.5インチ | 11~12歳 | 135~150cm | 22cm ~ |
7.25~7.5インチ | 9~10歳 | 125~135cm | 20cm ~ |
7.0~7.25インチ | 7~8歳 | 115~125cm | 18cm ~ |
6.5~7.0インチ | 6歳以下 | 115cm以下 | 18cm以下 |
基本的には上記の対応表を参考にしてゆくことで、体格にあった適切なサイズのスケボーが選択できます。この上でもサイズ選びのポイントを続けて解説してゆきます。
▼サイズ選びのポイント3つ
- スケボーのサイズはデッキの「横幅」で決まる
- デッキの横幅は「身長」「足のサイズ」から選ぶ
- その他のパーツの選び方について
ポイント①:スケボーのサイズはデッキの「横幅」で決まる


スケートボードの『デッキ』はいわゆる”板”の部分を指しますが、この上でもサイズの選択はデッキの「横幅」を基準にして行います。
▼デッキの横幅が関係する要素
- 体格とのバランス・乗りやすさ
- スピードを出した時の安定感
- トリック(技)に必要なコントロール
例えば自転車。大人用の自転車に子どもが乗っても、乗りこなすのはなかなか難しいですよね。
実際に販売されているデッキには必ず横幅のサイズ表記があり、多くのスケーターも同様に、横幅を基準にデッキを選択している状況です。
また、デッキの「縦幅」は、横幅に比例して長さが調整されてもいます。例えば、デッキの横幅が短いと縦幅も短くなりますし、一方では、デッキの横幅が長いと縦幅も長くなっています。
以上のことからスケボーは、デッキの『横幅』を適切に選ぶことで、 乗りやすく・上達しやすい、ベストサイズを入手できることが出来ます。横幅だけで選んで「極端に縦長のスケボー買ってしまった」なんて事はありませんので、安心して選んでみて下さいね。
ポイント②:デッキの横幅は「身長」「足のサイズ」から選ぶ
スケートボードは、体全体の重心を使って進んだり曲がったりする、もしくは足を使ってデッキを緻密にコントールをする全身運動です。
このためにもスケボーでは『身長』『足』の2つの身体的特徴がサイズ選びの基準に挙がっており、基本的にはどちらかに該当する横幅サイズが選択できればばOKです。
優先度 | 選び方 |
---|---|
①初心者 | スケボーで進む・曲がるといった基本動作の多くは体全体で行います。このためにも初めは、体格に関係する『身長』を基準にしてサイズを選んでゆく。 |
②中級者 | スケボーのトリックの多くは足を使って行います。スケボーに慣れきた段階で、デッキコントールに影響する『足のサイズ』も考慮してサイズを選んでゆく。 |
③上級者 | 自身のスタイル・やりたいことに合わせて『身長』『足のサイズ』を総合的に考慮してゆく。 |
スケートボードには様々なスタイルがあることから、人によってはサイズ選択の根拠やプロセスが大きく変わることもあります。上記はあくまでも一例として参考にしていただければと思います。
デッキは使ってゆく過程や、体の成長に合わせて後から変更もできますので、まずはサイズ対応表を参考にして、最初の一台を選ぶことが大切です。
記事の後半では、体格で選びやすい【世代別】のおススメのコンプリートデッキも紹介します。『ぶっちゃけ決めづらいな~。』という方は、ぜひご参考にして下さいね。
ポイント③:その他のパーツの選び方は?【気にしなくてOK】
ところで『デッキ以外のパーツにも選び方あるの?』『他のパーツの事も知らないとマズイ?』と思う方も居るかと思います。
しかし初心者は「デッキ」のサイズのみ選べれば問題はなく、他のパーツの事はあまり気にしなくてOKだと言えます。
何故かというと、スケボーのデッキ以外のパーツは、いずれもデッキサイズに合わせて自然と決まる様になっているからです。この上でも多くの初心者が手にする『コンプリートデッキ』では、各パーツのサイズ感もあらかじめしっかり調整されています。
▼デッキ以外のパーツの選び方
- トラック:デッキ幅に合わせて選択する
- ウィール:トラックの高さを考慮しつつ選択する
- ベアリング:一律してサイズが決まっている
今回は細かな解説は省きますが、スケボーは各パーツごとに分解して、交換ができる仕組みにもなっています。トラック、ウィール、ベアリング、といった各パーツの選び方は、実際に交換が必要になったタイミングで学習してゆけば大丈夫ですよ。
話はそれますが、スケボーはカッコ良さを楽しむことができる魅力的なアイテムです。自分が気に入ったグラフィックで選べば、テンションを上げてスケボーを始めることが出来ますし、そのほうが上達への何よりの近道にもなります。
初めは細かいことは気にせずとも十分に滑れますので、ぜひ先ずは、ワクワクする気持ちを大切にスケートボードを手にとってみて下さいね。



お気に入りのスケボーを持って滑りに行きましょう!
【世代別】おススメのコンプリートデッキを紹介する


ここからは、世代別におススメの『コンプリートデッキ』を紹介してゆきます。もちろん身長・足サイズも表記してゆきますので安心してデッキを選んでみて下さいね。
小学生以下
小学生以下(6歳以下)の小さなお子さまであれば、次のコンプリートデッキがおすすめです。
【6.5インチ】身長:115cm以下/足:18cm以下
小学生
ここからは小学生向きのおススメコンプリートデッキを紹介してゆきます。解説の通り、基本的には体の成長に合わせて『身長』を基準にしてスケボーを選んでゆきましょう。
小学生低学年(7~8歳):7.0~7.25インチ
小学生中学年(9~10歳):7.25~7.5インチ
小学生高学年(11~12歳):7.25~7.5インチ
中学生~高校生
中学生から高校生にかけては、多くのトリックにも必要な足腰の筋肉が付いてくる成長期です。基本的には『身長』にあわせてデッキを選択しつつ、上達に合わせて『足のサイズ』も考慮しながらデッキサイズを検討してゆきましょう。
中学生(13歳以上):7.5~7.75インチ
高校生(16歳以上):7.75インチ以上
高校生以上・大人
高校生以上の大人の場合、体格というよりは、初心者でも安定して乗りやすい「少し大きめのスケボー」を選択するのがポイントです。ここからは、初心者向けのおススメコンプリートデッキを男性・女性別に紹介してゆきます。
男性向きコンプリートデッキ【8.0インチ】
女性向きコンプリートデッキ【7.5インチ】
この記事のまとめ:適切なサイズのスケボーで楽しく遊ぼう
この記事では、スケートボード初心者に向けて「スケボーのサイズの選び方」を解説してゆきました。
スケボーは基本的には「身長」を基準にしつつも、デッキコントロールに重要な「足のサイズ」も加味してゆくことで、適切なサイズを選ぶことができます。
これからスケートボードで遊ぶ際には、ぜひ参考にして頂きたい情報です。このほかスケートボードの関連情報も、あわせてご活用くださいませ。



今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!